2012年11月21日水曜日

腸は第2の脳 その1

先日のTVで、掲題の「腸は第2の脳」という内容の番組を”ミヤネ屋”でやってましたね。

我々が提唱している、東洋の英知メソッド「チーゴン:氣功メソッド」から”正食”理念として、カラダの中から元氣にする”食べ方”について指導していますが、まさにその分野のお話がテレビで一般公開され一般の方々へ広がるのは、嬉しい限りです。

どうしても、現代の食事は西洋医学から発祥した”西洋栄養学”による「カロリー」を基に
考えてあり、言わば「食品学」的な感が強い。
だが、その栄養学が日本人の腸に適合するかは、別の話。

日本人には、”米”の文化、歴史で作られてきた腸内環境がある。
その腸内細菌が、いきなり西洋文化の食べ物に対応デキるかといえば、否である。
腸内環境をつくる腸内細菌は,何千年かけて皆さんの先人の食文化が育ててきた腸内環境です。先人たちの遺伝子を受け継いで、現在の皆さんの腸内環境が存在します。

そうした背景にある腸に、百年足らずの西洋食文化が腸内環境を変えることは不可能です。よって、異常な状態の環境に腸がなってしまい、今までなかった病気が蔓延しだして
いるのが現状です。生活習慣病なる3大疾患は、まさにそれでしょう。

さて、腸内環境はもともと神経伝達物質を作っており、また脳を介さず反応できる内在神経系をもつ、カラダの中では脳以外では唯一の細胞です。

あまり、むずかしい医学的な話が続くと、読む氣力がなくなるでしょうからこの辺で要点を書きますと、

悪い食事を続けていると、腸内環境が悪化し、腸内細胞はより悪い食物を欲する信号を出しますので、悪食をしたい、おいしいモノを食べたい〜と命令通り思ってしまいます。
その結果、悪食のスパイラルとなってしまい、やめられなくなってしまいます。

その反面、腸内環境にいい、それも日本人にとっての腸内環境にいい食事を続けると
やはり腸内細胞は、いいものを欲しがります。それどころか、悪い食事を敬遠するようになります。その結果、腸内環境は良くなり、カラダも元氣にお肌もツルツルに!

食事嗜好は、自分の頭で決めているのではなく、腸で考えているのです。

第2弾へ続く〜

参考資料
腸内がキレイと幸せになる?!


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