2013年2月4日月曜日

節分大祭

2月3日は節分です。

古来の日本では、節分が新春としていますので、これで本当に年が開けたとされます。
私も昨日は、道場の神棚にて節分大祭を行わさせて頂き、世界恒久平和と全人類の幸福を祈願しました。
また、節分の日に「大難は小難に、小難は無難に済ませて下さい」と祈願致しました。
節分大祓という習慣は、日本の各神社でも行われていると思います。

では、豆まきの際「鬼は内、福も内」という言葉はご存知でしょうか。
ほとんどの方がご存じない言い方でしょう。
普通豆まきは、「鬼は外、福は内」で知らせてますからね。笑

HPでも記してますが、私共の道場の神棚は、出雲系の古式神道になりますので
それこそ歴史を遡れば、聖徳太子や蘇我氏の時代以前からの元々日本古来に存在する神道です。ですから戦時の新式神道とは全然関係ないので誤解されないよう願います。笑
また別に、宗教団体でもないのでご安心を。笑

ただ、武道を伝える者にとって神棚は道場には必需です。
そのことは、またの機会に書くとして、今回はその豆まきのお話。笑
私は、書いているうちにすぐ、違う方向へ脱線してしまうクセがあるようでして・・・笑

それで、古式に伝わるお話ですが
太古の神代のお話で、正しい神様のもと国が治められていた時に、その正しい規律があまりに悪神にとっては窮屈だったので、悪神たちは密議して、謀略を謀り正しい神様を押し込めてしまいます。その時に、正しい神様の復活を恐れた悪神たちは、呪詛(悪い習慣、呪いのような呪文など)を人民に教え伝えます。
そのひとつが、この「鬼」です。正しい神様を「鬼」と見立てさせ、何もしらない人間たちに、正しい教えとして嘘を伝えていきます。
その結果、「鬼は外、福は内」と正しい神様を遠ざけるいう豆まきの習慣が広まりました。
参考 深雪館の由来

でも、本当は「鬼」とさせるのは人民を守って下さっていた正しい神様です。
ですから、古式では「鬼(正しい神様)は内、福も内」と唱えます。
その間違った習慣・呪詛に囚われないようにね。

かなり、簡略して書きましたが、参考になりましたでしょうか。

あらためまして、今年も一年どうぞよろしくお願い致します。



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