2014年1月5日日曜日

除菌のお話

新年最初のお話は、除菌などのお話について。

現在、除菌ティッシュから始まりファブリーズからいろいろ除菌グッズありますね。
もちろん、衛生的にという目的ですが過剰反応はどうかとも思います。

次の文章は、自然栽培で農産物を販売されてるナチュラルハーモニーさんからのお話です。

「殺菌・抗菌文化」。食べものにも、生活用品にも、家具や家電、、車の
ハンドルやボールペンにも殺菌・抗菌。 ここまでくるとあたかも無菌状態
を理想とするかのようにも思えてきます。スプレーでシューと殺菌、“ニオ
イなし”、そうしたものまで売られていますよね。


でも過剰な殺菌を続けた結果、私たちは“菌からの逆襲”を受けているので
す。


どんなに殺してみたところで、菌は耐性を持つ。殺菌剤をどれだけ撒いても、
必ず生き残る菌がいる。これを「薬剤耐性菌」といいます。一般に1億匹に
1匹の割合で発生すると言われていますが、生き残れば瞬く間に増殖してい
きます。


それは院内感染の問題や鳥インフルエンザなどからも分かるのではないで
しょうか?


生き物の増殖には一定の時間がかかります。タネなら1年、ヒトなら15年くら
いは必要なのですが、菌は何十分です。耐性を持った菌はものすごいスピード
で増殖していくわけなのです。


どんなに強力な薬剤を使っても、生き残る菌がいる。抗生物質の開発と薬剤
耐性菌の問題は終わりのない“イタチごっこ”と言わざるを得ません。つま
り彼らの方が一枚上手。アルミニウムや青酸ソーダなどを食べ、繁殖する菌
も確認されています。


彼らは地球からのメッセンジャーといえるのかもしれません。地球上にあっ
てはならない物質を駆逐する目的を持っているとも考えられるのです。自然
界には存在しない抗生物質や殺菌剤、人工の化学物質などを分解し、地球に
還していく役割を果たしているともいえるのです。


肥料を入れない自然栽培の農家は虫や病気の発生を積極的に捉えます。


害虫・病気と目の敵にするのではなく必要があって存在していると考えるか
らです。つまり虫や病気が土をキレイにしてくれているという自然の摂理を
理解している。憎いと思えば農薬を使わざるを得なくなるのです。


抗生物質がますます無力化していく中、菌について深く学ぶことはますます
重要になります。「O157」にしてもハイテクを駆使した医療先進国、ドイツ
やイギリス、アメリカ、日本などで起りました。一方、インドやアフリカ諸
国、北朝鮮などには患者がいなかったことも心に留めておく必要があると思
われます。


「原因あって結果あり」、もう一度この原則を思い起こしたいものです。

以上ですが、原因と結果。東洋医学にも繋がる考えです。

モノの見方を変えていかないと、刷り込まれた常識は正しいとは限りません。
何が正しくて、何が正しくないのか、一回リセットしないといけない時期にきてるかもしれません。



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